「もうこの年からは筋肉はつかない…」と思っていませんか?
最近の研究では、虚弱な高齢者であっても積極的な運動トレーニングによって身体機能が向上することが分かっています。つまり何歳からでも筋肉は増えますし、身体機能も向上していきます。
いまさら何をやっても無駄と悲観的になると、身体機能だけでなく、心身ともにマイナス方向にすすむ恐れもあります。
運動をしないことによる負の連鎖の仕組み
高齢者の身体機能低下は「廃用症候群」と特色づけられていています。【廃用症候群とは】
筋萎縮
関節拘縮
褥瘡
廃用性骨萎縮(骨粗鬆症)
起立性低血圧(立ちくらみ)
精神的合併症
括約筋障害(便秘・尿便失禁)
などが該当します。
運動をしないことによって筋肉が萎縮し始めます。そして体を動かさないことによって関節は動く幅が小さくなり、可動域が縮小します。
関節や筋肉の問題によって可動域の縮小することを関節拘縮と言います。
関節拘縮の段階だとまだ正しいリハビリテーションを行うことで回復することがあります。
それからさらに何もせずに骨が変形してしまった場合は、元に戻ることはありません。
運動をしないことでのリスクとしては骨粗鬆症などもあげられます。
骨は、常に血液中にカルシウムイオンを出したり、取り込んだりを繰り返しています。 骨に対して体重や衝撃などで刺激を与えないと骨はカルシウムを放出する方が盛んになってどんどん骨がもろくなっていきます。
動くこと自体がおっくうとなりはじめると、褥瘡や起立性低血圧・括約筋障害なども見られます。
明治スポーツプラザ中央屋内プールでは、転倒防止の為に筋力強化・バランス機能の改善・歩行能力向上、転倒恐怖感解消、転倒予防の自信の向上、転倒率の軽減などを目的として行います。
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